Safty first,Safty for all.
セーフティファーストのために
動力プレス機械、特定自主検査
労働安全衛生法により、動力プレス機械については事業主の責務
- ① 一年を超えない期間ごとに厚労大臣が定める研修修了者又は登録検査業者に検査をさせる義務がある。
この特定自主検査を怠ると、労働安全衛生に基づき罰せられます。 - ② 検査の結果不具合があると判定された場合
必要な措置を取ってからしか労働者に使用させてはならない。 - ③ 点検の記録については最低3年間保存しなければならない。
検査員の役割と責任
検査員は厚労大臣(国)の認定者が事業主に代わって実施するものであり点検の不備が「労働災害」の発生につながりかねない。そのため下記の条件を満足させる。
- 適切に準備した器具を用い、正しい方法で検査する
- 結果は、決められた方法で正確に記録し作成する
- 点検項目を省略したり誤った結果を記録しない
- 記録は3年間保存
- 修理等が必要と判断した場合、躊躇なくその旨を記録し機械の責任者に必要な説明を行い修理実施の進言をすると共に修理が行われた後にその結果を確認して追加の記録を作成する。
点検にあたり留意事項
- 事前の情報収集を十分に行う
- 取扱説明書を確認する
- 器具の準備を入念に行う
- 作業手順を明らかにする
- 点検結果を正確に記入する
- 問題があるはず、と思い点検する
- 点検結果を放置しない
急停止チェッカー
特定自主検査の対象となる主な機械
プレス機、ブレーキ、機械、液圧、サーボ 等
保守点検
精度点検、駆動部内部点検、亀裂点検、荷重測定 等